image1

こんにちは、リビンマッチ公認!リビンマッチの歩き方~リノベーションとリフォームとは?~です。
リビンマッチはリビン・テクノロジーズ株式会社が運営する日本最大級の不動産業界全体を網羅する比較ポータルサイトです。

今回は、「悪徳業者に注意!手口と対策を知って対応しよう2」です。

折り込みチラシやネットで、リノベーションというフレーズを目にしたことがありませんか?リフォームとリノベーションは、何が違うのかを考えてしまうかもしれません。本稿ではリフォームとリノベーションの違いと、メリットとデメリットの解説をします。どうぞ参考になさってください。

リフォームとリノベーションは全く違う!

リフォームとリノベーションは、似て非なるものです。しかしながら、日本では明確な定義がなく、区分けやイメージがしにくいので非常にわかりづらいフレーズといえます。まずは、リフォームとリノベーションの違いを考えてみましょう。

元通りにするのがリフォーム

リフォームは住宅の経年劣化や故障した設備を、元の状態に復旧するものです。例えばボイラーやキッチン、床などを、住宅を購入した時のように入れ替えるのはリフォームにあたります。住宅の構造は変えずに、小規模な修繕がリフォームということです。

日本ではリフォームとリノベーションの明確な定義がないため、リフォームに該当する物件をリノベーション済み物件として売り出されているものをみかけます。壁紙をはりかえたただけ、床をはりかえただけでは、リノベーションとはいえません。

生活環境にあわせたリノベーション

リノベーションは住宅を支える柱を活かし、あなたの生活環境にあわせて住みやすい間取りにし不動産価値を高めるものです。某テレビ番組を思い出すと、イメージしやすいでしょう。

家族が増える、または同居する両親がご高齢になるなど、これまでの住宅が必ずしも生活環境にマッチするわけではありません。あなたのライフスタイルに適した、大規模な修繕を行うのがリノベーションにあたります。

欧米ではリノベーションが主流

日本ではリフォームが一般的で、リノベーションは比較的新しいイメージがあります。しかし、欧米ではリノベーションが一般的です。欧米の習慣が、リノベーションが一般的である要因といえます。

欧米は先祖から受け継ぐものを大切にするのが1つの習慣です。この習慣は、名前からも正しいということが判断できます。Jrとつく名前を目にしたことがあるでしょう。名前を例にしてもわかるとおり、先祖から譲り受けるものを大切にする習慣があるのです。

名前だけではなく、バッグや指輪なども代々受け継ぐことが多いのが欧米です。また、受け継ぐことは住宅もあてはまります。受け継いだ住宅をリノベーションして現在のスタイルにあわせて改修します。この習慣が、欧米でリノベーションの普及に大きく寄与する理由なのです。

リノベーションで気をつけたい3つのこと

あなたの生活習慣に最適な住宅を作れるリノベーションですが、注意しなければならないことが3点あります。この3点に気をつけることで、あなたの理想となる住宅が気持ちに余裕を持って手に入れられることとなるでしょう。

施工しないとわからないリノベーション

建物は年数が経過しているほど、表面では判断できない劣化が発生します。特に日本では四季があり、欧米と比較して湿度も高いです。実際に施工がはじまり確認してみると、図面通りにいかないことがあるでしょう。

リノベーションの作業を開始してから、間取りの変更があると考えておくのが大切です。このような考えを持ち合わせていると、急な変更があっても心に余裕を持てます。

同時進行するリノベーションのスケジュール

まずリノベーションする住宅を新しく探すか、これまでの住居で施工するかで分けられます。新しく住宅を購入するならば探す期間、これまでの住居でリノベーションするなら賃貸物件を探す期間が発生します。

そしてローンの申込をして、リノベーションの費用を決済しなければなりません。更にリノベーションの計画を打ち合わせして、着工まで結びつけるようにします。目安として4ヶ月間から5ヶ月間程度は、リノベーション中心の生活となるでしょう。

リノベーションは実績がある業者を選ぶ!

リノベーションはあなたの理想とするイメージを、具体化する作業です。日本ではこれまでリフォームが一般的なので、リノベーションの施工実績の数が安心して任せられる業者選びの判断材料となります。

リノベーションの施工実績が多いということは、それだけイメージを具体化できるデザイナーと施工者を抱えているといえるのです。あなたの住宅の形状に近い案件を例にして、的確なアドバイスと柔軟な施工対応を行うことでしょう。

リノベーションの良いところ

あなたが新築の住宅とリノベーションで迷っているならば、リノベーションの方が安価で快適な居住空間を得られるのでおすすめです。ここでは、なぜリノベーションがおすすめなのかを解説します。

リノベーションは立地条件の良い物件でも安く買える!

都心に近ければ近いほど、立地条件の良い新築物件を手にするのは難しくなるでしょう。既に建物で埋め尽くされており、空きスペースがないためです。

しかし、リノベーションでは、中古物件を活用できます。好立地の中古物件であれば、手に入れられる可能性が高くなるでしょう。そして中古物件ですから、安い予算で購入できます。

予算の目安を比較すると、新築購入よりもリノベーションのほうが20%から30%程度抑えることができるのです。低予算で抑えられるところもリノベーションの魅力といえます。

中古物件購入以外にリノベーションの費用もかかりますが、新築物件を購入するより多くの場合、安く抑えられます。

リノベーションで先まで見通した間取りを実現

リノベーションの最大の魅力は、あなたの生活環境にあわせた空間を手に入れられることです。この魅力は現在の生活環境だけではなく、先を見越したプランも立てられます。現在のライフスタイルだけではなく、これから予想される生活をプランに盛り込めるのです。

この先、同居する人数が変わることもあります。また高齢になってからの居住空間でのケアもしなければなりません。これらをプランに組み込み、柔軟な発想の住宅を得られるのです。

両親が大切にした家が生き返るリノベーション

これまで住み続けてきた住宅は、あらゆる思い出が詰まった大切なものです。あなたの住まいが、先祖から引き継がれた古民家であれば尚更でしょう。何代にもわたり大切にされてきた住まいをあなたが守り、より高い価値を生み出すことができるのです。

あなたも幼い頃からの、様々な思い出が詰まった住まいといえませんか?そんな住まいを蘇らせるのは、ご両親も喜ぶのではないでしょうか。リノベーションは大切な思いも継承できる、素敵な施工方法といえます。

リノベーションは新築購入よりも安く思い通りの自宅ができあがる!

リフォームは住宅を元の状態に戻す改修で、リノベーションは生活環境にあわせ不動産価値を高められる改修であるのがわかりました。築とリノベーションで迷っているならば、安価に済むリノベーションも1つの手段となるでしょう。

また、思い描く理想の住まいを、リノベーションが実現します。あなたの家族の笑顔で溢れる生活が待っているのです。完成するまでに手間はかかりますが、快適な住まいを手に入れられるのであれば苦になりません。

そして、思いの詰まった住まいを、生き返らせることもできます。あらゆる人を幸せに、笑顔にできるリノベーション。あなたの選択の1つに、ぜひ加えてください。

リビンマッチ公認!リビンマッチの歩き方~リノベーションとリフォームとは?~TOPへ戻る