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今回は不動産買取のメリット・デメリットとリフォーム・リノベーションについてご紹介します。
不動産を早く売却したい、相続不動産の売却は「不動産買取」が適しています。ここでは不動産買取のメリット・デメリットを詳しく説明します。
不動産買取のメリット
①売却までの期間が短い
「不動産買取」の売却先は不動産業者となります。
「不動産仲介」と違い、広告や宣伝による買い手探しが必要ありません。
また、買い手希望者の内覧を行なう必要もなく、面倒な価格交渉もしなくて良いのです。
不動産業者の査定額=買取額となるので、「不動産仲介」よりも売却までの期間が短くなります。
売却を早くしたい方には適した売却方法と言えます。
売却期間の目安は「不動産買取」で2週間~1ヶ月、「不動産仲介」で3ヶ月~6ヶ月と言われていますので、売却期間が短い分売却までのスケジュールが立てやすいというメリットがあります。
②資金計画が立てやすい
「不動産買取」は売却までの期間が短く、かつ売却価格があらかじめ分かっているため資金計画が立てやすいというメリットは前述したとおりですが、不動産売却は基本として住宅ローンの完済が前提となっています。
「不動産仲介」の場合、価格が確定しない段階で売却価格がローンの残債を下回ってしまうと、差額を補填しなくてはなりません。
その点「不動産買取」の場合は、残債がある場合でも金融機関との交渉を代行してくれるので、売却した後に新たに購入を予定されてる場合は、ローン計画が立てやすくなります。
さらに「不動産買取」は相続対策の場合も有効な場合があります。
複数人の相続人がいて早期に現金化したい時や相続対象の不動産が遠方で土地勘がなく、出向くことが難しいといった場合は「不動産買取」を検討しても良いかもしれません。
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③他人に知られないで売却ができる
不動産の売却にはさまざまな理由があり、場合によっては他人に知られたくない方もいらっしゃると思います。
一般的な「不動産仲介」は広告やチラシなどで購入希望者を募る場合があるので、近所の方や他人に知られることがありますが、「不動産買取」の場合は、不動産業者が買い手となるため、内覧会などはなく、公開されることがありません。
④瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)を免除される
売却物件に隠れた瑕疵(設備や構造部分の欠陥など)が見つかった場合、一定期間売主は買主に対して責任を負わなくてはなりません。
これを瑕疵担保責任と言います。
「不動産買取」の場合、買い手が不動産業者となるため、瑕疵元歩責任を免除されます。
売却後に設備不良が原因で売主と買主の間でトラブルが発生する事が問題となりますが、不動産買取の場合はリフォームの必要がなく、すべて買い取り側の不動産業者任せなので余計な費用もかかりません。
売却後のトラブルも発生せずスッキリと売買を成立させる為にも不動産買取はオススメです。
⑤仲介手数料が掛からない
「不動産買取」の買い手は不動産業者となるので、仲介手数料が掛かりませんので、引越しやローンの頭金などの費用に充当することができます。
例えば、3000万円で売却した場合の仲介手数料は96万円+消費税となります。
不動産買取のデメリット
①買取価格が安くなる
「不動産買取」の売却額は「不動産仲介」と比較して安くなる傾向にあります。
おおよその相場としては「不動産仲介」の70%程度と言われています。
不動産業者は買い取った不動産をリフォームやリノベーションをして転売して利益を得ます。
そのため安く仕入れるので「不動産買取」の方が安くなる傾向にあります。
②「不動産買取」では不利な物件もあり
物件によっては「不動産買取」の方が不利な物件も存在します。
例えば「新築」の物件がそれです。
「不動産買取」をした不動産業者のメリットは「物件を安く購入してリフォームして販売」する点にあります。
新築の物件はリフォーム要素が少ないため、一般の仲介の方が高く売却される可能性が高くなります。
・「損して得を取れ」?金額的デメリットと作業的メリット
どうしても額面が安くなってしまう「不動産買取」ですが、金銭的デメリットばかりでなく作業的メリットも考慮に入れましょう。
前述したとおり、不動産買取の場合は「瑕疵担保責任の免除」というメリットがあります。
売却価格が安い理由として「リフォーム費用」などを含めた買い取り価格となる為なので、売主はリフォーム費用を心配する事なく全て不動産業者におまかせして売却ができるのです。
金銭的デメリットはリフォームなどの作業的メリットと考えると却ってお得と言えましょう。
ただし業者の査定も様々なので、必ず何社か見積もりを取って比較する事をおすすめします。